内田樹

人文・思想

疾病論研究会

中川米造

「医者は病気をではなく、病人を見よ」と言われてから、いったいどのくらいの時が流れ、病人が癒されていったのだろうか。それにしても、医学は私たちにとって決して好意的な存在とは言えない。「医学とは何か」「病気とは何か」という問いはつねにくり返され、それに対する解答は宙吊りにされたままだ。むしろ問い続けることが逆説的に医療を肥大化させてきたとも言えるかもしれない。病いはいかに私たちを捕え、私たちはいかに病いを捉えるか。病いと人間との関係を追い求めることで医学概論への新しい地平が開けてくる。医学の領域を境越する書。

病いの視座 : メディカル・ヒューマニティーズに向けて

ミシェル・フーコー

性の歴史 １ 知への意志

貨幣論

馬場謙一(翻訳)

フロイド

S．（ジークムント）

井村恒郎(翻訳)

精神分析学の権威フロイドが、専門
知識を持たない一般人向けに、ユーモ
アを交えてわかりやすく語った講演集。
無意識の世界を探求した20世紀心理
学におにおける基本的文献の定評
ある名訳。

精神分析入門　上

高島俊男

漢字と日本人

Lacan,Jacques

宮本忠雄

ほか

早水洋太郎(翻訳)

三好暁光(翻訳)

佐々木孝次(翻訳)

エクリ

Barthes,Roland

沢崎浩平(翻訳)

テクストの快楽

Foucault,Michel

田村俶(翻訳)

狂気の歴史 古典主義時代における

監獄の誕生 : 監視と処罰

クロード・レヴィ=ストロース

仲澤紀雄(翻訳)

19世紀以来、《未開》社会のある社会集団と特定の動植物や無生物（トーテム）との間に交わされる特殊な制度的関係はトーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調査が重ねられてきた。しかしそれぞれの《未開》社会を調べるほどに、各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。
レヴィ=ストロースは、従来のトーテミスム理解は、人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と幻想にすぎないと批判する。フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュルケームなどのトーテミスム理論を分析しつつ、トーテミスムについての新しい捉え方の先駆をルソーやベルクソンに見いだし、現実（自然）を前にした人間精神の操作、論弁的な思考の構造を明らかにする。

今日のトーテミスム 新装版

今日のトーテミスム

渡辺淳

E.モラン

映画を，機械と魔術，現実的なものと想像上のものとの見事な結合としてとらえ，その構造および機能を〈生成社会人類学〉的視点から解明。映画の魅力をたずね直す。

映画

フロイト著作集１０

養老孟司

甲野善紀

やっぱり、事実は小説より面白い!宮本武蔵、千葉周作、真里谷円四郎、植芝盛平…伝説の超人・天才たちの身体感覚が手に取るようにわかる。桑田真澄投手が実践して奇蹟の復活を遂げた「古武術」の秘密とは。現代人が失ってしまった「身体」を復活させるヒントを満載。メスと刀が「身心」の本質へと肉迫する。

古武術の発見 : 日本人にとって「身体」とは何か

大橋保夫(翻訳)

Lévi-Strauss,Claude

野生の思考

フェルマンショシャナ

下河辺美知子(翻訳)

&quot;読む&quot;行為に潜む性差に焦点をあて、男性性、女性性の囚われを解き明し、女同士が物語を共有・交換することで自己を&quot;語る&quot;方策を探る。

女が読むとき女が書くとき : 自伝的新フェミニズム批評

笑っておぼえるコンピュータ事典

大衆の反逆

渡辺淳(翻訳)

バルトロラン

沢村昂一(翻訳)

石川美子(翻訳)

バルトはここから始まった。無名の批評家を一躍フランス文学界に登場させた書物の生成過程を明らかにし、精妙な註を付した、オリジナル版からの明晰な新訳。

零度のエクリチュール

永井道雄(翻訳)

ホッブズ

上田邦義(翻訳)

川出良枝

Hobbes,Thomas

近代思想に大きな影響を及ぼした政治学の古典中の古典。

リヴァイアサン

HegelG.W.F.

長谷川宏(翻訳)

Hegel,GeorgWilhelmFriedrich

日常的な意識としての感覚的確信から出発して時空の全体を見はるかす「絶対知」に至る意識の経験の旅。揺るぎなき理性への信頼と明晰な論理で綴られる壮大な精神のドラマ。

精神現象学

ロック

宮川透(翻訳)

Locke,John

統治論

清水正(翻訳)

佐山一(翻訳)

DosseFran〓cois

Dosse,François

構造主義思想はいかにして興隆したのか。

構造主義の歴史

ニーチェF.W.

手塚富雄(翻訳)

Nietzsche,FriedrichWilhelm

すべての覆いをはぎとる破壊者にして強烈なヒューマニスト。

ツァラトゥストラ

ローマ法王庁の支配を否定し、宗教から独立する王権の絶対権力確立を説く。

花輪光(翻訳)

物語の構造分析

宗左近(翻訳)

表徴の帝国

荒川幾男(翻訳)

構造人類学

ツァラトゥストラ ２

The History of Pain

小林公(翻訳)

Kantorowicz,ErnstHartwig

王の二つの身体 : 中世政治神学研究

Ketcham,Katherine

Loftus,ElizabethF

仲真紀子(翻訳)

抑圧された記憶の神話 : 偽りの性的虐待の記憶をめぐって

亀井俊介

開拓時代から現代まで庶民のヒーロー像はどう変わったのか。英雄列伝風アメリカ民衆史。

アメリカン・ヒーローの系譜

北沢一利

北澤一利

私たち現代人になによりも尊ばれている「健康」。しかし「健康」という言葉も、からだを鍛える「体操」も江戸時代には存在しなかった。西洋医学の流入、徴兵制のはじまり、身体検査の普及など、近代化の過程で、日本人のからだはどう変わっていったのか。さまざまなエピソードでつづる「健康」の歴史。「健康」はどうつくられたのか?江戸から明治、からだの文明開化を探訪する快著。

「健康」の日本史

木場深定(翻訳)

NietzscheFriedrich

道徳の系譜

西尾幹二(翻訳)

ニーチェ

近代的な学問の立場を根底からひっくりかえした「問題の書」。

悲劇の誕生

竹内敏晴

からだを知ること。それは自らと出会い、人と出会うこと。本当のコミュニケーションとは何か。この十年の思索と実践のすべて。

思想する「からだ」

リビドー理論、エディプス、コンプレ
ックス、死への願望等、無意識解明の
ための概念を体系的に概説。情感には
「失錯行為」「夢」、下巻には「神経
症学総論」を収める。

精神分析入門　下

西江雅之

ビリー・ザ・キッド、ジェロニモ、アニー・オークリー、そして、ブラック・インディアン、カウガール、アフリカン・アメリカン…。アメリカ人なら中学生でも知っているのに日本ではあまりにも知られていない、そんなアメリカ史上の人物や集団、事物が続々と登場。その姿を興味深く描くとともに、すでに伝説や神話となって語り継がれる数々のエピソードの虚と実に迫る。

寝ながら学べる構造主義

寝ながら学べる構造主義

病いの視座 : メディカル・ヒューマニティーズに向けて

性の歴史 １ 知への意志

貨幣論

精神分析入門 上

漢字と日本人

エクリ

テクストの快楽

狂気の歴史 古典主義時代における

監獄の誕生 : 監視と処罰

今日のトーテミスム

今日のトーテミスム 新装版

今日のトーテミスム 新装版

映画

フロイト著作集１０

古武術の発見 : 日本人にとって「身体」とは何か

野生の思考

女が読むとき女が書くとき : 自伝的新フェミニズム批評

笑っておぼえるコンピュータ事典

大衆の反逆

零度のエクリチュール

リヴァイアサン

精神現象学

統治論

構造主義の歴史

ツァラトゥストラ

リヴァイアサン

物語の構造分析

表徴の帝国

構造人類学

ツァラトゥストラ ２

The History of Pain

王の二つの身体 : 中世政治神学研究

抑圧された記憶の神話 : 偽りの性的虐待の記憶をめぐって

アメリカン・ヒーローの系譜

「健康」の日本史

道徳の系譜

悲劇の誕生

思想する「からだ」

精神分析入門 下

伝説のアメリカン・ヒーロー

経済学・哲学草稿

ヘーゲル読解入門 : 『精神現象学』を読む

性の歴史１知への意志

精神分析入門　上

狂気の歴史古典主義時代における

今日のトーテミスム新装版

今日のトーテミスム新装版

ツァラトゥストラ２

精神分析入門　下